大内果樹園


- Client 大内果樹園
- 2023
- Consulting, packaging, graphics
 
木と語らい、一日一日を丁寧に積み上げる
 
福島市飯坂町で桃とりんごを栽培されている大内果樹園さんは、大好きな果物に関わる仕事がしたくて 2011 年に三重県から福島に移住・就農されたご夫婦です。初心の気持ちを忘れず基本に忠実に、毎日畑に向かい木と語らいながらお客様が笑顔になれる果物づくりに取り組んでいらっしゃいます。

我が子のように愛情たっぷりで育てた果物のおいしさをより多くの方に届けるために、六次化商品であるジュースのパッケージリニューアルと、出荷用ダンボール箱のデザインをさせていただきました。
ヒアリングを行い、大内さんにも一緒に考えていただきながらコンセプト、ターゲット、提供価値等の整理を行ったあとにデザインに着手。大内果樹園さんの魅力が統一されたイメージでお客様に伝わるよう、すでにあったウェブサイトの雰囲気に調和するようにデザインを作成いたしました。
 
●「ひみつのジュース」パッケージデザイン
生食用の果物が流通しない季節も桃とりんごを手軽に味わっていただこうと六次化商品のジュースを販売されています。りんご 1 種類と桃 3 種類の商品展開ながらデザインに統一感がないためパッケージのリニューアルを希望されていました。原材料となる規格外の桃・りんごが大変美味しいこと、しかしそれは流通されず消費者の口に入ることのない果物だったことから商品名も「ひみつ(秘蜜)のもも/りんご」と新しく名付けました。

「ひみつ」という言葉が持つイタズラっぽい響きから楽しげで、売り場で見かけたとき思わず手に取りたくなるパッケージをデザインいたしました。ラベルは首掛けタグとし、タグ裏面で「ひみつ」の由来を紹介しています。桃の品種名シール、ギフト用に化粧箱のパッケージ、POP も併せてデザインいたしました。

 
●出荷用ダンボール箱
大内果樹園さんの思いを消費者へ届けるツールとして桃、りんごを出荷する際のダンボール箱をデザインいたしました。大内さんが大切にしていること「木と語らい、一日一日を丁寧に積み上げる」を主役に、またウェブサイトで使用されている桃とりんごのイラストを配置しウェブサイトの雰囲気との統一感を大切にしました。イラストは側面、天面で図柄が繋がっているように配置し、箱を重ねた際に印象に残るデザインとしました。(ロゴ、イラスト制作:株式会社ストアハウス)
 

 
●クライアント様からの声
「楽膳さんの過去のデザインを見てどうしても大竹さんにデザインしてほしくて依頼しました。完成したデザインは素敵でお客さんの反応がとてもよく、ジュースの売れ行きが良くなりました。丁寧に対応していただいて感謝しています。」
 

大内果樹園
〒960-1231 福島県福島市飯坂町平野柳ノ下 44-1
tel/fax 024-542-2571
web https://ouchikajuen.jp